ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

余計なお世話

あらら。

うわぁー今の若い子ってえぇぇぇ・・・・・

そうなの?そうなの?そんなにふわふわと、そんなに純情に、そんなイージーに?

 

何も言えない立場ですけどね。彼らのお母さんでも担任の先生でも親戚のおばちゃんでもないからね。

いや、自由だよ。自由でいいんだよ。でも簡単すぎる。疑問を持たんのか、客観的に冷静に自分を見ることは無いのか、目の前のカワイコちゃん以外にも人はいたはずなのに何故彼女たちなのか、歴史観は、宗教観は、知らないのは大人の責任だとしても。

あああああああ。

高校の時の日本史の先生が「あなたたちは純情すぎて、本当に何にも知らなくて純情すぎて、心配なのよ。いとも簡単に騙されて流されて、集団で流されたら、あれよあれよと言う間に恐ろしい事になるのは簡単なのよ。ちゃんと学ばなくちゃダメよ。世の中のこと、日本の歴史、知らなきゃダメよ。危なっかしいったらありゃしない」と言っていたのを思い出した。

 

自分は、信者の友人に、用事があるから支部へ寄りたいの、付き合ってくれる?と言われていいよ、と付いて行ったら、支部の幹部さんだと言う物静かでやわらかーい気が抜けたシードルのよーなメガネ男子に「いかがですかご一緒に真理を学びませんか」と言われ、まそこの本読めってことだろうけど一般的な教養を高める努力をいたしましょう的な会話の流れだったので「別に学ぶのは構いませんが」と答えたら

 

「おめでとーございますーーーーーーーーー!!!!!」

 

とその場にいた人全員に拍手喝采され花束贈呈され逃げました。(爆)

 

その友人は信者なんですけどね。そこで知り合った方と結婚してね。それは別に全然構わなかったんですが、本はなかなか読みやすいしスリリングで楽しかったりするんですが吹いちゃう事が多くてね。ご生誕祭とかに行ったこともあったんですけど、美川憲一かとそのときのツレも吹いてましてね。とてもご一緒に信仰する気にはなりませんでね。しかもツレは熱心なクリスチャン家庭に育ち、世界各国で道場破り的宗教議論他流試合を好んでやらかしてきた人で「でも自分はカソリックでもプロテスタントでもムズリムでもヒンドゥーでもラスタでもブディズムでも、外身は何でもいいと思うよ」とか言っちゃってクリスチャンの親にギャーギャー怒られるような自由人であったにも拘らず、「吹いちゃった、あの衣装。あの演出は無いなぁ~。うはははは」と。私自身も指摘する勇気はなかったが「大衆演劇か北〇鮮か・・・」と。

後どうしても気にはなるけど笑えすぎで聞くに聞かれぬネーミングとかね。ヘルズ・エンジェルスって言ったら アメリカのアレじゃないすか。オルタモントの悲劇の。反体制なんだか最近はそうでもないんだか、ではあるが基本的にはイメージが浮びますわな。ハーレーに乗った髭面コワモテのオッサンたちって。それの一字違いで「ヘ〇メス・エンジェルス」ってオイ。あ、ギリシャ神話のメッセンジャーボーイ、ヘル〇スさんもなんか生まれ変わりなんですってことですけどね。だから子どもグループが上記のお名前とか・・・えええええ。

 

私もドコのナニでも良いと思うけれど、ちゃんと吟味した上でね。ふわふわと絡め取られてから全体も見ずに周囲の人を誘ったりするんじゃなくて、実態を把握した上で個人のよすがとしてごくプライベートな感覚で信仰を持つのは自由だと思う。が。

 

友人が入信したキッカケは「悩んでいる時期に出会って。支部へ行ったらあの人(ご主人)がいて」としか聞いていなかったが、そんな簡単なふわふわしたところから始まるんだと言う事を具体的に見た気がしましてね。

 

以上。迂闊に「注目のエ〇トリー」を見てしもた感想でした。(爆)

 

強制「おめでとう」以降も、別にその友人を切り捨てようと思ってはいなかったんですが、私の態度がキッパリしていたからか、友人自身が逃げました。お優しい幹部の方のアドバイスで悪魔的な人物を避けるようにでも言われたのでしょうか。

ま、構わないんだけど、貸したCDの日本盤ライナー返して。(爆)