ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

おしゃべりなたまごやき

手前勝手ながら人間に候。自分の理解の範疇を超えたモノってのもおもしろい。が。

それが自分に向けられるのは無理。

人が自分に向けて理解不能な感情を向けてくるのは、もう無理。本当は無理なんですよ。顔には出さなくても。

当たり前に、当たり障りなく、あっさりポンヤリ視界にいることを許容して下されば幸い。決まった範囲内の誠意でお応え致します。どうぞお構いなく。

根拠の無い評価と言うのはつまり何かの投影による好意感情で、根拠の無い毛嫌いも同じ。

だからどっちも同じ。どっちも必要ないもの。本物じゃない評価なんて訳せば「おべっか」。工夫を凝らして飾られて、どれがあなたのツボでしょうとばかりに並べられても、あんまり食欲わかないなぁ。

残念ながら感情の起伏が顔に出ないだけだったりするんです。

受け入れているわけじゃなく、常に人事なだけ。火の粉は自分にかかってくるまで鎮火しないってだけの話。だって、人の勝手だもの。それが他人てこと。

接触している中で、どこかにたどり着けるなら、いいんだけど。ぐるぐる回るだけで終点の無い演劇みたいな大げさな感情は、自分というギャラリーがいることで相手を病気にさせてしまっているのかも、と考えてしまう。多分感情にもホスピスが必要なんですよ。私はスタッフにはなれないけど。

そこにはきっと尊敬というものが必要なんですよ。一方通行じゃなく、お互いに。

まぁ、人って怖いんだもん。ビビリなだけ。と言えなくも無いけれど、きっと一人分でも他人は一人で賄えない。際限の無い感情は何かを求めているんだろうけれど、決定的に与える立場に無い人間に代理は務まらない。だから、すり替えるのはやめてみてはどうでしょう?って、鏡に言ってる訳ではないんだけれど。

おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ) 寺村 輝夫 おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)