ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

奇人と奇譚

 

「これっ!見ちゃいけません!」的な事を常に言われる子供であった時代から、「なんで?」と思うと目が吸い寄せられる。

 

通学電車の鼻毛ありえない剛毛おじさんとか、早朝の駅前にいつも佇む80歳は越えているのではなかろうかという赤いロリロリドレスに尻を覆わんばか りのロングヘアの超スリム(骨と皮とも言う)姐さんとか超福耳さんとか、深夜の牛丼屋で牛丼かっ込むマッチョなオカマさんとか、地元信金の法人窓口に並ぶ 180越えのピタピタギャルファッションのオカマさんとか昼間の半蔵門線のレザースカートがミニすぎてお尻丸出しなんですけどオカマさんとかそれをまっす ぐな目で真剣に見つめる中国人観光客夫婦とか、

出会ったら確実に得した気分。あ、オカマさん率高いな。(爆)決して差別しておるつもりは無いです。が、ビジュアル的に目立つ人には素直に目が行ってしまうので。

特定の地域から来たナンパ外国人の方は、日本人と違い「見ちゃいけません」の意味がダイレクトに判明します。目が合ったら最後です。確実にニコニコ しながら寄ってきます。うーん、日本人の年齢わかんないんだろうけど、多分私は君のお母さんぐらいだよー。とか思いつつ、きゃっきゃと会話して適当な作り 話をしてたりします。

そういうのは結構サクサク。近ければ近いほど、狭ければ狭いほど、人間はむずかしー。そして狭ければ狭いほど、人って濃くなるわな。攻めるのは好きなんです。攻められるのは苦手。つかめんどくさがりすぎの自覚はあるが。(爆)

 

 

あ、好きなコレの話。↓

李白の月 (ちくま文庫) 南 伸坊

李白の月 (ちくま文庫)

中国の伝奇モノは結構他にもあるでしょうが、絵といい切り取り方といい南伸坊のが良いww突き放されるシュールな感じが。

中 国って広すぎるけど、いろんな意味でカオスだ。インド神話もカオスすぎで大好きだけど、この薄気味悪くもどこか枯れた感じは日本人により理解しやすい気も する。まあ中国語はわかんないし、本格的なのは読んだこと無いんですが。ちなみに、我が家では私以外の全員が、何故か中国語をかじっております。そして中 国読みで名を呼び合ったりしております。ナゼ?そして変な宗教の人がしょっちゅう電話を寄越しますが、中国が彼らの仮想敵国らしいです。ナゼ?いや、意識 するのは当然だとしても。でもそんなに堂々と口にするのはナゼ?言論の自由とか信仰の自由ってさ、そういうことじゃない気がしますよ。むしろ政治的、煽民的でしょー。

あ、いやそんな事を言いたいんじゃなくて。政治に感情がたやすく操作されるようになったのかな、最近の日本。とか思うことがあるわけですが、ここは少々、いや相当馬鹿にされても「霞食う」仙人のごとく「知らん顔」しときたい。本当に思っていることは、知られたくないですわ。

幽山に住まう仙人のごとく浮世からドロップアウトしときたい、とまでは思いませんが、そう思われとくのは悪くない。  

 

で、変な人です。目に見えてへんな人には厳しい「村八分社会」のニッポンですが、本当は結構、ある線を越えてしまった「奇人変人」への憧れと言うか、遠野物語的神聖視というか、愛がある気もする。アジアですもの。(ものすごい乱暴なシメ)

 

 

世界はカオスだ。日々は生き延びるだけで手一杯だ。 今日の私は股関節から爪先にいたるまで、有り得んほどの筋肉痛だ。向う脛の筋肉のストレッチ方法が皆目わからない。足の爪は全滅だ。仙山に住まうのは未だ無理らしい。   そういえばかのフレンドシップぽっぽさん、ニュースで発言が取り上げられ、イッちゃった目で語る映像が流れる度に、奇人ハンターの食欲がものすごくソソラレマス。「見ちゃいけません」とか思いながら。