ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

david sylvian - brilliant trees

よく歩いた昨日今日。

歩くのって腰や首に一番楽な状態な気がしている。寝すぎると腰が痛いし座っていると腰とか膝とか首とかとかとかとか、、、(苦)

歩いて体重を自然なテンポで移動させている状態が一番からだが楽だと思うんだけど、たまにどういうわけだか、明確な理由がわからないまま、妙に体が重いことがある。まあ生き物ですから仕方ない事ですが、そういうときでも、しつこくしつこく歩き続けると、そのうち息が切れてきて、なんだか自分が何処へ向かって歩いているんだが、何の目的で歩いているんだか、ワケがわかんなくなって来て、それでも「じゃあ電車に乗っちゃえば」とは逆に思わなくなって、「駅入り口」なんて交差点を無視してそのまま突っ切って歩き続けちゃったりして。アレはなんでしょう。慣性の法則?動き出したら止まらないていう…(違)。

歩きながら考え事をするという人もいるけれど自分は「骨盤を動かして、脚を前に出して、踵を着いて、つま先で蹴って」としか考えていない。

後は「汗かいてきたな、上着脱ごうかな」とか「空気が冷たくなって来たから鼻の奥が痛いわ」ぐらいのことしか。

たまに思考が過ぎってもそのまますり抜けて消えてしまうほどの幽かなものでしかない。

 

張った脹脛をモミモミしながら、行事の算段をする。電話をする。お願いする。質問する。注文をする。御礼をする。メールを打つ。過去データを確認する。計算機をはじく。あーかなこーだな。明日の予定をチェックする。歯医者の予約を取る。今日連絡の着かなかった人には明日の午前中に忘れずコンタクトを取らなくちゃ。うん、OK。いいでしょ。

 

頭が空っぽになって歩いている状態と、「どーも、ワタクシです」と人様に上っ面であれこれ声を掛けて周る状態は、似ている。慣性の法則?

 

止まって考えてしまったら、進めなくなる。