ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

Antony & The Johnsons - Daylight And The Sun

風邪引いた。

 

ま、それはいい。

 

のどが痛くて、喋れるんだけど喋るとツライ。かなり痛い。無理に喋り続けると、毎度本当に凄い声になって笑われるやら引かれるやら必要以上に心配されるやら。

 

なのでお口チャック状態。

 

週末連続勤務前からキテはいたが、耳鳴りが酷くいよいよ痛い。さすがにステロイドも風邪の予防はしてくれないらしい。ってかコレ飲んでなかったらとっくにトム・ウェイツ声だったんだろーか。(爆)

 

風邪を引くこと自体は珍しい事じゃないはずだが、人間、ナニゴトも都合の悪い事はすぐ忘れるらしく、風邪引くたびに「ああそうだっけ」と思い出すことが多い。

もういい年なんだから気をつけよう。…でも治るとまた忘れる予感。

 

頭も朦朧としている。一仕事終え、午後早い時間に銀行に寄ろうと思ったが、雨が激しく、駐車場から濡れないで済む近くのモールへ行ったらビックリするような混雑ぶり。なんでこんなに流行ってるの?ああ、今日は世間は日曜日か。と思いながらキャッシュディスペンサーで用を済ませて車に戻り、さ、車のオイル交換に行こう、と思ってエンジンをかけた所で記憶が途切れ、気づけば表は真っ暗。目の前には駐車場から一斉に出ようとするファミリーカーの大渋滞。…へ、閉店?

 

え?何?ワタシはいま宇宙人にさらわれてたか?

 

うーん、寝すぎ。良かった、発進する前で。(爆)

そんなこんなも、家族に報告することなく(のどが痛いので)ブログに書いてみたりして。(爆)

 

あれこれ話しかけてくる愚息も年寄りも、ワタシが言葉少なく、たま痛みに顔を歪めながらガラガラ声で無理やりな返事をしたり咳き込みながら頷いたり首を振ったりしているのに、一向に話をやめない。「どうかした?」と問うて来る事も無し。うちの家族は全く持って非言語コミュニケーションのとれない人々である。「目で会話」は出来ないので、「のどが痛いので、喋るのは勘弁してください」と口に出して言わないと気づかない。目に傷を負ってお岩さん顔になってたって、ある日突然ボンバーヘッドになってたって老親は気づきません。当然ワタシがいてもいなくても気づきません。用が無い限りは。

 

 

ですのである意味やりたい放題ですが。

 

ある日突然宇宙人にさらわれた切り帰ってこなかったとしても、「あれ、そういえば暫く見て無い」という事に気づかないかもわからん。

用事が無い限り思い出さないかも。

 

私自身も「脇役体質」というより寧ろ「壁紙体質」だし。

 

気づいたらいつの間にか白骨化してるかもねー。そういう意味では一人暮らしとあんまり変わん無いな、と具合が悪いと考えたり。

 

職場の方が迅速に対応しそうですが、多分ウチの家族から状況を聞きだすことは出来ないだろうから、混乱するだろうなー。電話くれても、母と声がそっくりだから尚更混乱を助長しそうだ。

 

 

いなくなったらその後どーなるんだろーな。ここんち。

 いや、多分ずーっと同じように過ごして、順番に一人づつ欠けていくんだろうな。残ったメンバーは特に変わりなく日々を繰り返して。

順番によっっちゃー葬式なんかもするだろうが、順番によっちゃー全員順次白骨だな。

 

別にそれが悪いって事も無いのかもねー。近所迷惑かもだけど。