ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

昨日のGoogleさん(若干加筆)

トップページの絵がなにやらゴスだったのでポイントしたら、「ブラム・ストーカー生誕165周年」の文字。

 

今日のGoogleロゴはブラム・ストーカー生誕165周年 - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト 今日のGoogleロゴはブラム・ストーカー生誕165周年 - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

 

ブラム・ストーカーってなんだっけ?と思ってしまいましたスイマセン。作家だな、とは思ったのですが。ほら、「ストーカー」って言われると違う物を連想するじゃないですか。

 

ポイント先に飛んだら「ああそうか、ドラキュラのね」となったんだけど、あれ?じゃストーカーって英語圏では普通に苗字なの???ん?アイルランドってことは、アイルランド語か?知らなかった。

「ストーカー」という語を私が認識したのは中学生の時読んだコレです。

ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504)

ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504)

なんで読んだかというとキッカケはコレです。

 

ストーカー [DVD]

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これを観ようと思って真面目な文学少女だった私は予習しようとしたわけですが。

 

ご存じの方はご存じのように、そんなにタルコフスキー親切で無い。どちらも良かったけれど、もはや別物ではあるものの、前提となる世界観の解説的な部分が小説の方が寄りひきこまれやすかったと記憶している。…といっても当時中学生ですから、どんだけ理解したかは謎ですが。(爆)

 

 

ですのでいま一般的によく耳にする「ストーカー」という語には最初違和感がありまして、なんと言うか、後ろ暗いところに変りは無いし、しゃれた転用だと思わなくもなかったが、どうも「他者に執着しすぎる」駄々っ子の如き、要は諦められないでいるその人達と、隠者を思わせるどこか既に自棄に至った後のような「危険を冒して稼いでいる」何かを諦めちゃった感のあの人達とのイメージが重ならない。

今で言うなら、原発で危険な作業をしている人達のような。いや原発でそんな法外な報酬が得られるとは思えないもっと違法な、危ないその道の人達とか…?

 

ドラキュラ作家さんから脈略の無い連想でした。

 

ちなみに映画「ストーカー」を私が観に行ったときの同時上映は「惑星ソラリス」。(濃)

惑星ソラリス [DVD]

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ストーカーよりずっと怖い映画だった。

だってあのラストですよ。

アレの方がよっぽど「ストーカー」の病理に近い。いや、当時は病的と思ったけれど、今考えると一概にそう片付けてしまえないモノがある。 …

タルコフスキーは贖罪による解放を描き続けたとも…。

 

本気で鳥肌が立った映画ってこれが最初かなぁ。