ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

Sam Cooke - Summer time

昔々@赤道直下のサバンナ。当然ながら暑さで食欲が無い。現地の食事はとてつもなく胃に重い。

いやー、皆さんさすがに胃もタフなのね、と思っていたが、あるとき、私の残した食事を、遊びに来ていた子供たちがせーーーーーだいに、食ってるところを目撃した。

それまで、家人の計らいで「客人は先に、別時間」のお食事だったので、偉い人の食事しか見たことがなかった。「こうして食べるのよ」と説明されてもイマイチ、普通に、日本食と同じ要領で食べていた私は、根本的な間違いに気づいた。

 

コレ、噛まないんだ!

 

そーいや餅状にすり潰してパウンドした芋をやたらと滑りの良い素材に絡めていただく郷土料理は、味は大変よろしいが、噛んでる内にすぐお腹いっぱいになって、とてもとても供される一人前を完食することなど、日本人女性には無理でしょう!!なレベル。そうか、噛んじゃいけないのね。「吸え」と言われてはいたが、実際に食べ盛りの子供たちが先を争って「吸い込む」様子を見ると、「なるほど、こりゃあ【給油】だな」と思った次第。

噛んでる暇は無い。「お腹いっぱい」「きもちわるい」と感じる前に給油を完了してしまうようにしないと、あの灼熱の世界で肉体を維持するエネルギーを充分に補給できないのだろうな、と。

 

今朝、本日帰寮した息子とこの夏最後の朝食を楽しんで別れた後は、照り返し地獄で走って日中を過ごしましたので、全く食欲がございませんで、帰宅したらお電話が次々で気づけばもう夜中。手足がわなわなしてるレベル。ラマダンかっ!て。(爆)明日もありますんでなんか食うか。

 

でも噛みたくない。かといって芋を杵と臼でパウンドする元気はありません。

てなわけで奴も居ねーし、アイスコーヒーでカフェインと、カップ麺でカロリーと塩分水分補給して寝よ。