ボチボチ小作日記

この日記は フィクションです

Sananda Maitreya(aka.Trence Trent D'arby ) - The Inner Scream

 

 意味を為さない。むしろ意味を知りたい。

幼児が行うクレーン現象というものに近いのだろうか。何とか誰かを操ることで自分の欲求を満たそうというなら、それだけ一人では何もできない、というか一人で勝手に生きて行く力を削がれているということか。

相互依存

完全にひとりで生きている人間は稀だし、そこそこの自主独立を実現している状態というのは、具体的にはどのあたりからなのだろう。たとえば計算ずくで人を利用しているのなら精神的には自立しているということか。峰不二子みたいに。w

たとえば施設にいて、衣食住を他者に頼っていても、集団の中で居場所を見つけてそれなりに適応している状態であったら、自立と言えるのか。自己決定できる余地はどれほどか。精神衛生を正常に保っているか。他者への異常な執着に捕らわれているのは弱いからか、知らないからか、怖いからか、

 

望むすべてが叶うことが幸せなんだろうか

本当は意味の無い目先の餌。不合理な要求を主張することが、自身の居場所を狭めてしまうことに気付けないのだから、それを通してしまうのは通す側の悪意。

何を望むべきか、知っているのだろうか、誰もが。あるいは望むべきものなどあるのだろうか。

 

当たり前なんて本当は無いんだけど、当たり前だと思われているであろう営みに参加せず飼い殺しのように生きている人間が、結論にはたどり着かないように思考をロックしたまま代替療法を探してさまよい続ける。触れてはいけない決定的な何か。それって誰のため?自分を拘束する誰かのため?

そんなものを眺めてしまう自分も結論をさておいて死ぬまで生きていくために生きている。